NTTがNTTドコモを完全子会社化を目指して動き、そのほかでも相次いで上場子会社が解消されつつある中、GMOインターネットはこれからも上場子会社を増やしていく方針とのことです。
上場子会社一覧
銘柄コード | 名称 | 時価総額(億円) | GMOI保有分(%) |
9449 | GMOインターネット | 3516 | |
3769 | GMOペイメントゲートウェイ | 9525 | 42.4 |
3788 | GMOグローバルサインHD | 1580 | 51.8 |
3633 | GMOペパボ | 344 | 64.9 |
4784 | GMOアドパートナーズ | 110 | 56.4 |
7177 | GMOフィナンシャルHD | 785 | 63.0 |
3695 | GMOリサーチ | 33 | 54.9 |
6026 | GMO TECH | 31 | 54.1 |
6180 | GMOメディア | 37 | 66.3 |
4051 | GMOフィナンシャルゲート | 977 | 25.8※ |
GMOインターネットの時価総額に対して3500億円に対して、GMOペイメントゲートウェイ1社の保有時価だけでも4000億で、全体でも保有時価が5000億円を超えるのに対して大きなディスカウント評価となっています。
GMOグループの今後の戦略
●将来の上場子会社数は現在の9社から20~30社に広げる。
●旧財閥の過去事例を研究し、長期成長できるよう現代風にアレンジ
●上場価値のある会社は上場する方針。
現在、各子会社は好調に推移しておりこの方針はしばらく継続される見通しです、
脱ハンコの流れにもしっかりと対応中
おわりに
上場子会社に積極的なのは、ソフトバンクグループとこのGMOグループぐらいという印象ですが、両者ともダイナミックに経営をしている印象があります。
投資するなら親会社より、成長速度の速い優良な子会社に投資するほうがメリットが高そうです。
早い段階で菅総理とも会食をしており、デジタル庁創設がGMOグループに恩恵をもたらす可能性がありそうです。