最近は都心を離れて郊外でテレワークをしようと検討する方も多いかもしれませんが、郊外に生活の拠点をおいて新幹線通勤をする方も増えているようです。
理由としては以下の4点が挙げられるようです。
●税制の変更
●自治体の補助の拡充
●通勤時間の新幹線本数の増加
●テレワークの定着
税制の変更
2016年に税制が変更され、通勤費の非課税となる限度額がつき10万円から15万円に引き上げられました。これにおおむね200km程度までに新幹線通勤がしやすくなりました。
自治体の補助の拡充
2018年度から新幹線通勤を希望する町内の学生に対して月額最大2万円の補助
●栃木県小山市
2018年度から新幹線通勤者に対して月額1万円を補助
初年度の利用者は14名程度だったが、2020年3月時点で56名
これらの制度を利用する方の多くはその市町村ともともとかかわりがない人も多く、移住者の呼び込みの効果もあるようです。
新幹線のダイヤ変更により通勤時間の本数増加
●三島⇒東京、距離:120km、所要時間:53min、1か月定期運賃:93,930円
2018年が朝の9時までに東京着の新幹線が9本だったのが2020年に1本「こだま」が増加で10本となり、始発時間の繰り上げがされました。
●高崎⇒東京、距離:105km、所要時間:50min、1か月定期運賃:103,600円
2018年が朝の9時までに東京着の新幹線が11本だったのが2020年に「たにがわ」を1本増加し12本となりました。
おわりに
私はリモートワークが難しい仕事なので相変わらず電車に乗って通勤していますが、テレワークが定着している仕事であれば新幹線通勤もありかなと思います。これからさらに新幹線通勤が広がると思いますので注目してみていきたいと思います。