ロボアドバイザーの「WealthNavi」を提供するウェルスナビが12月22日に東証マザーズへの上場承認がされました。
2019年の日経調査で未上場企業のスタートアップ企業の価値ランキングで7位となっています。
私自身もインデックス投信を中心に運用をしているので、ロボアドバイザーの優位性や運用の重要性について今回提出された有価証券報告書より確認してみました。
●手数料1%で高品質なサービスを提供
それぞれの運用プランに従って、ポートフォリオを構築、発注・積立、再投資、リバランス及び税金最適化まですべて自動化で実施。投資対象は6~7銘柄のETFでそれらを通じて世界50か国、11,000銘柄以上に分散投資し、「長期・積立・分散」で運用。
●高い市場シェア
ウェルスナビは国内ロボアドバイザー市場において、預かり資産、運用者数ともに国内1位。2019年6月~2020年6月の1年間で国内ロボアドバイザー市場全体の預かり資産は1416億円増加している中で、ウェルスナビの増加分は962億円で全体の68%と高いシェアを維持。
●コロナ禍での動き
相場が急落した2020年2月20日~2020年3月23日において、95%のお客が利用を継続しており、さらに68%のお客が同期間に積立もしくは積立以外を追加入金を実施。
●AI研究
2017年より東京大学大学院工学系研究科の松尾豊教授の研究グループとAIによる資産運用アドバイスについて共同研究を実施。
松尾教授はソフトバンクグループの社外取締役も務めるAI研究の第一人者です。
私もインデックス投信を中心に日経225やダウ連動に投資をしていますが、考えていることは「長期・積立・分散」と同じです。手数料が安いほうがいいと思っているのでロボアドバイザーに頼ることなくemaxisシリーズへ投資を実施していますが、ロボアドバイザーが普及することはこれから様々なサービスが発展する可能性を秘めているので今後の市場拡大に期待しています。