経済的な自立によって早期の引退を目指す「FIRE=Financial Independence, Retire Early」ですが、お隣の国の韓国でも徐々に認識が広がっていることがわかりました。
韓国の20歳代から30歳代で実施されたアンケート
●自分はFIRE族だと思いますか YES 27.4%
そのうち、男性32.4%、女性が23.8%
●早期退職後の目標は
個人事業、企業 33.1％
特別な計画はない 23.8％
不動産、株投資など 20.6％
約3割の人がFIREを希望しているって結構多いイメージです。
●収支について
回答者の平均月給 267万ウォン(約24万円)
貯金額が月平均110万5000ウォン(約9万9400円、貯金率41.4%)
物価がよくわからないですが、この貯金率は多いのではないでしょうか。
株価が急落した2020年1月ごろから韓国では若者から主婦、退職世代に至るまでサムスン電子の株を買うブームが起きたそうです。
コロナの影響で資産売却に迫らせた多くの外国人、機関投資家の投げ売りが始まったが、一方で個人投資家がそれに買い向かったとのことです。
この記事から約3か月以上を経て、世界中の金融緩和もあり、株価は一服し、サムスン電子から海外投資へ目を向けたようです。
その中でも韓国の個人投資家が今年の上半期の1月から6月で最も多く購入したのが「テスラ」で、テスラの株の0.55％を韓国人が保有し、「韓国人が最も多く保有している銘柄がテスラ」となっています。
韓国にはサムスン電子以外に長期投資で高い利回りが期待できそうな優良銘柄がないという認識から、GAFAを中心とした米国株を購入しているようです。
韓国株式市場に上場している韓国企業の株式時価総額の合計は約1.4兆ドルで、Appleの株式時価総額1.7兆ドルを下回っており、韓国国内市場の市場規模の小ささが企業の成長を阻害しているとの指摘もあります。
日本でも「GAFAMの時価総額合計>東証1部の時価総額合計」となっているので、資産の配分はよく考えないといけないです。
世界中にFIREの考え方が広がり、同じ目標に向けている人たちの実践方法を拝見すると自分のモチベーション向上にもつながるので、参考にしたいと思います。
株価が上昇傾向だとFIREをより身近に考えることができるので、しっかりと恩恵を受けたいです。
めざせ30歳代でアーリーリタイア!!
