欧州委員会は、ユーロ加盟国で1セントおよび2セントの流通を段階的に廃止することを検討しているようです。硬貨の製造・管理コストが額面を上回っているため、経費削減を目的としたものだそうです。
少額の硬貨を廃止するために、購入金額の端数を丸めるためのルールを導入し、徐々に少額の硬貨を使われないようにしていくようです。
イメージとしては以下の感じでしょうか。
例) 5.23€ + 1.11€ = 6.34€ → 6.35€
5.23€ + 1.08€ = 6.31€ →6.30€
2017年に実施された世論調査でも少額硬貨を廃止の支持が高かったようで、これから徐々に進んでいくとみれれます。
カナダではすでに少額硬貨の製造は廃止されており、ユーロ圏で導入が検討されているroundingルールが適用されています。
日本では1円玉の製造に3円かかるようで、まったくもって無駄でしかありません。
個人的にはほとんどキャッシュレスで生活をしており、たまに受け取る10円以上の硬貨は会社の机の中に入れており、ある程度貯まったら昼食や自動販売機に使用しています。5円玉はコンビニのコピー機で使うようにしていますが、どうしても1円玉だけが手元に残ってしまいます。
おそらく5年以上使い道がなくたまる一方の私の1円玉。おそらく400円ぐらいありそうです。神社に行ったときにお賽銭として考えていますが、わざわざ持っていくのが面倒でたまる一方です。
感覚的に日本で導入のハードルは高そうですが、キャッシュレスが進んで管理コストが削減できるのは企業にとってメリットも多いのでいつの日か導入されることを期待してます。