野菜を育てるのにAI技術を導入なんて話は徐々に聞こえてきますが、ついに蜂の巣箱にAI技術が搭載されているとの話を見つけました。
・コロニー40個(ミツバチ200万匹)を収容
・気温と湿度をコントロール
・害虫を検知して必要なところに殺虫剤を散布して害虫を殺す
・自動的に蜂蜜を抽出し、容量に達すると通知をする
巣箱といっても大きさは人の背丈より大きくプレハブ小屋ぐらいの大きさで、太陽光発電搭載のようです。
ミツバチは世界の野菜、果物、種子、ナッツの75%、全農地の35%で受粉をしています。ただ最近はミツバチのコロニーの崩壊の蔓延により、受粉コストは2004年以降で3倍、蜂蜜の価格は2010年以降50%上昇しています。
今年の記事で、ミツバチの受粉が少なく梅の出荷量が減少とのニュースもありました。
2007年から2008年にかけてアメリカで受粉用に飼育されていたミツバチが急にいなくなる現象が報告されました。女王蜂と幼虫を残して、大量の働き蜂が短期間に突然失踪ししてしまいました。
「蜂群崩壊症候群」と名付けられ、全米22州に広がり、全米の養蜂家の4分の1が影響を受けたそうです。
原因は、ネオニコチノイド系農薬により、蜂の脳神経細胞に作用し、致死量に満たなくてもミツバチが方向感覚を失って巣に帰れずに死滅してしまうのでなないかとみられています。
If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. No more bees, no more pollination , no more plants, no more mans.
「もし蜂が地球上からいなくなると、人間は4年以上生きることはできない。蜂がいなくなると受粉できなくなり、そして植物がなくなり、そして人間がいなくなる」
テレビで養蜂って特集があるとついつい見てしまうぐらい興味があります。ただ養蜂は昔から進歩していないことが多く、改善する余地は大きいようです。それ以上に人にとって蜂の役割がとても重要なことを改めて知れたのがよかったです。
個人がスタートアップに投資はハードルが高いですが、クラウドファンディングで支援などあれば参加してみたいですね。
めざせ30歳代でアーリーリタイア!!